指導員つれづれ

☆第40話「デビュー」☆


9月の結婚式から早2ヶ月、今度は学童の保護者会有志主催で、円ちゃんの「結婚祝賀会」を行いました。

会場の飾りつけから、ウェディングケーキ、出し物もすべて手作りの結婚祝賀会です。

当日は、ちょっとしたハプニングも込みで、円ちゃんと旦那さんを囲み、ほのぼのと笑い声のあふれるプログラムが進んでいきました。

そんな中、お祝いの席では毎回ちょっと過激に、喜びを表現する別名「裸族」を含むWarabe Reunionのメンバーは、中学生を合わせて18名が、音楽に合わせてダンスを披露してくれました。

初々しい中学生がかなり照れながらも、嬉し恥ずかし「Warabe Reunion」のメンバーとして、踊っている姿は、まさにデビューの感がありました。

バカバカしいと思われるかもしれませんが、しっかりと練習を積んできたのであろう晴れの舞台(?)に、在所児として接してきた頃のことを思い出し、「あ〜、しっかりつながってるなぁ・・・」と、胸が熱くなってしまう指導員でした。(笑)

また、担当に無理をお願いし、オリジナルTシャツをさらにオリジナルカラーで作っていただいた「わらTグリーン」を記念品としてお渡しましたが、「おぉ〜!!」と、驚きと喜びの大きなリアクションをくれた旦那さんも、晴れて「わらべデビュー」です。

「わらべ学童のファミリーへようこそ!」

そんな思いが集約されていたように感じました。

そして、何より素晴らしかったのは、旦那さんのお礼の言葉・・・。

彼は、心からの感動を伝えてくれると同時に、合唱を披露した子ども達の様子から、「歌詞カードを持たずに歌ってくれた子もいて、どれほど練習を重ねてきてくれたかが伝わってきました。」と語ってくれました。

木工職人をしている旦那さんは、「目の前の事柄から、その背景を見出す達人」のようです。

その子ども達へ向けられた、優しく丁寧なまなざしに、実行委員さんをはじめ、参加した保護者のみなさんも感激された様子で、「円ちゃんの旦那さん、優しいなぁ・・・」「ええ人やなぁ・・・」という声も聞かれていました。

♪何十年、何百年、何十年いつまでも〜 しあわせでいてね〜♪(子ども達の合唱「キセキ」の替え歌より)

そんな気持ちがたっぷり表現でき、2人の幸せをおすそ分けしてもらった嬉しいデビューの会は、こうしてお開きになりました。

実行委員の皆さん、参加してくれた子ども達、お父さんお母さん方、ありがとうございました。 by.Sarusen

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